




1970年代にSarpanevaが手がけたOPA社のステンレスウェアのシリーズ。
その中でも珍しい2.5lの大きめのサイズです。
金属の中でも硬質な質感をもつステンレスを、これほど柔いイメージに仕上げた デザイナーの力量に感心させられます。 見た目の美しさに加えて、実用品として必要な部分はしっかりと考えられていて、 しっかりとしたハンドルの取り付けや、過剰とも思えるほど厚くした底面など、 作りの確かさは手にとった瞬間に感じられます。
Timo Sarpaneva (ティモ・サルパネヴァ)
1926年フィンランド・ヘルシンキ生まれ。1950年以来フィンランドのモダンデザインを世界に広めた立役者の一人です。
ガラス製品や陶磁器、鋳鉄製鍋、テキスタイルなど幅広くデザインしたサルパネヴァは、1956年にイッタラのシンボルである「i」のロゴをデザインしたことで有名です。
彼の作品は、パリのポンピドゥーセンターやニューヨークのメトロポリタン美術館など永久コレクションに選ばれています。
※こちらは数十年前に生産されたビンテージです。 新品、デッドストックではありません。尚、ご使用のPC環境などにより実際の色味と異なる 場合がございます。予めご理解いただければと思います。